August 30, 2005

抜け殻アートと、去っていく夏

抜け殻ART














人間ていうもんは、
慣れるもんだなぁ。

今年のはじめ、
セミの抜け殻触るのに
あんなに固まっていたヒナナ(過去記事こちら)が
今では抜け殻見つけるたびに
手のひら一杯に
ガサガサと拾い集めてる。

それをイソイソ持って歩いてて、
ところどころでで「おっ」とか言って立ち止まると、
その場にレイアウトをはじめる。

「ほれ、こんなのどうだい??」
「おおお、いいねぇ〜っ」
んで、写真撮影。

わたしも、うずうずしてきてしまい、
違うレイアウトを......
これはじめちゃうと、ついつい、はまる。

おかげで抜け殻シーリーズ、
かなりいろいろ作って、撮った。

ぶらさがり抜け殻





ふたりでそこここで
そんなことばかり
やっているから、
どこに行くにも
時間くっちゃって
しょうがないな。



夏休みももう後一日。
あさってからヒナナは
自分の生活リズムにかえっていく。
わたしはなんだか
取り残されていくみたいな気分になる。

彼女といつまでこうして
こういう時間を過ごせるんだろう。
来年の夏も
こんなふうにわたしと遊んでくれるのかな。

きっとこれからどんどん
変わり続けていくんだろう彼女を見てると、
彼女と過ごすひとときひとときが
とても貴重でかけがえないものに思える。


こんなことをうすぼんやりと思いながら
なんだかせつない気分になったりするのは、、
きっと夏の終わりの雰囲気がつくり出す
一種の感傷なのかもしれないな.....。


ちなみに、かくいうヒナナは今、
ひとつも終わってない夏休みの宿題に
青ざめています.........























  

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August 29, 2005

ぼく黄昏れ

カモメ













ふと、モーコに、
「この写真にタイトルつけるとしたら、
なにかな??」と、聞いてみたら、

「ぼく黄昏れ」
と即答した。

ま、いいか。採用。

ちなみにヒナナは、
「ぼくたち、モメさん」
と答えた。
ぷはは、それでもいいよね...。

あなたならなんて題浮かびますか??この写真。




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飛ぶ鳥はみんな
教えられなくても
行くべき方向を知ってる。
教えられなくても
飛び立つべき時を知ってる。

人間だけが
自分がどっちに進んだらいいか
行くべきか行かざるべきか
行けるか行けないか
あれこれあれこれ
悩むんだよね。

行きたい方向があるのに
あれこれ考えてどこへも行けず
同じ処で延々と煮詰まってたり。

でもそんなふうにどこへも進めずに過ごす時間も、
後で振り返って考えたとき、
人生全体としての大きな流れの中では
きっと無駄にはなってないのかななんて
そんな気がする。




  
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August 25, 2005

ヒコーキ雲に見とれて



数週まえの、
青空のきれいに広がった日の話。

モーさんたちと道を歩いていて
ふと空を見たら、
すばらしく見事な飛行機雲が
空を横断していくのを見つけた。

つい見とれていたら、
車きてるのにそのまま通りを渡ろうとしたらしい。

「こらっ!!あぶないって!!
渡るとき余計なもん見ちゃダメ!!
そんなことしてると轢かれて死ぬよっ。」
と、モーコに怒られた。

あぶないあぶない。気をつけねば。
そう思いつつ、道を渡りきってふと振り返ると、
同じところを幼稚園くらいの少年を連れたお母さんが
横断しているところだった。

少年は道の途中で立ち止まる。
彼も空を見て
ヒコーキ雲を見つけちゃったのだ。

お母さんはイライラした感じで
グイグイ少年の手を引っ張って前に進もうとする。
少年はヒコーキ雲の存在をお母さんに教えようとしてるらしい。
上気した顔でなんか言いながら
もう一方の手で上を指してバタバタしている。

「ここ道の真ん中でしょっ!!
いい加減にしなさいっ!!」
お母さん、いきなり切れた。
少年の手首をつかんでグイグイ道を渡りきり、、
ヒコーキ雲に未だ見とれているバカなオトナ(ワタシ)を
腰でバスッっと突き飛ばしながら少年を引きずり
早足でズンズンと歩き去っていった。
(いてー)

引っ張られていく少年はもう空を見ていなかった。
地面の方を向きながら
お母さんに引きずられて行った。

ふううーー。
ワタシはなんとなく苦しいようなきぶんになって
地面を見ながら引きずられていく少年と見事に描かれた空の白い直線とを
交互に見ながら突っ立っていた。



「こらっ!!置いてくよっ」
モーさんが呼んでいる。


へーーい、ただいま。今行きまぁぁす。















  
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August 19, 2005

猿島

猿島トンネル
















こないだから、なんか猿島行ってみたいなと思っていた。
で、今朝突然、今日行っちゃうか、と思った。
今週は、どこかのねじが切れてるらしい。
こういうときは、もうしょうがない。
しごとは又夜がんばろう。

まだ寝ているヒナナを
ぽふぽふ叩く。
「ねぇー、猿島行かないー???」

ヒナナ即答
「おうっ、行ぐーーーo(≧◇≦)o」

こういう時の、彼女の行動は早い。
ものの10分で出動態勢整ってる。
すごいなー。
わたしには、真似できない。

次、寝てるモーコを
ぽふぷふ叩く。
「ねぇねぇ、猿島いこうよぉー」

モーコ寝ながら即答。
「( ̄。 ̄)...はーい、行ってきなさいー」

もっかい聞いてみる。
「ねぇねぇ、猿島行こうってばぁー。」

「( ̄。 ̄)...忙しいからだめっ。
自分で行ってきなさぁ〜い。」


.......ちぇっ。
へいへい、わかりましたよぉー.......。


つーことで、またヒナナとふたりで
出かけました。


東京湾唯一の自然島、猿島は、
横須賀の三笠港から
連絡船で10分乗くらい。

帰りの便は5時までしかないから、
それを逃すと
次の日まで島に取り残されます。

なので、わたしみたいな人は、
必ずヒナナのようなしっかりした人と
一緒にいきましょうねーd( ̄  ̄)
 
って、いないか、わたしみたいなバカは....。

島には、むかしの軍の要塞跡や、
煉瓦のトンネル、洞窟なんかがあって
島の探検も楽しめるし、
ビーチもあって泳いだりもできる。
この時期でもたいして人も多くなくて、
なかなか穴場だよ。


写真は、鉄道記念物として指定されてる
レンガのトンネル。
雰囲気あるでしょう??


そんなわけで、
続きの話は、又明日にでも...。




  
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August 18, 2005

ヒナナから見たわたしって...。

巻き貝














昨日行った”長者が崎”は
波がほとんどない、極めて穏やかな海。

浮き輪でぷかぷか浮きながら
きもちいいのでちょっとだけ
目をつぶっていた。

と、ヒナナが大あわてしてる様子で
バシバシとわたしをたたく。

「Umiっ!!!o(≧◇≦)oこら、Umi っ!!!!」

まるで瀕死の重傷を負って死にそうになってる人を
血相変えて気付けしてるような、そんな感じ。

又は、
雪山で遭難して眠ったら凍死しちゃう状況で、
同僚が眠りそうになっちゃってるのに気づいた時みたいな、
切迫感ある叫び方。


「あーっ???なによ???( ̄。 ̄)」
「あー、なーんだ起きてたんだ。
いきなり寝たかと思った。(^◇^ ;」

いくらわたしでも、海に浮きながら寝ないしね。
しかもそんな一瞬のうちに..。

そう言ったら、ヒナナは、ほっとしたように
「そっかぁ、あせったーヾ(≧ヘ≦)〃。
ふつうはそうだと
思っただけどねー、
でもあなたなら、あり得るかなとか思っちゃってさー。
ははははは。

ここで寝られたら、ヒナナどうすりゃいんだよー、
なんて思って、過激にあせったよぉー。ヾ(≧▽≦)〃」
とか言って笑ってた。


彼女がわたしのことを、
いつ何やらかすかわからない人だと思ってるっていうことが、
なにやら推察できちゃうような一件だったなぁー.....。




  
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